投資と相場 歴史から学ぶ本当の意味 投資で成功するために

誰の名言か忘れてしまいましたが、以前読んだ本の中の言葉で、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」というものがありました。投資をする人にとって、この言葉は非常に重いものです。経験から学んでいては遅いからです。また経験が役に立たないことも多いからです。

では歴史から学べばいいかというと、歴史の表面を学ぶことは誰にでもできますが、本当の神髄を歴史から学ぶことができるのは、賢者だけだということがわかってきます。この名言は、そのことを伝えています。

 

1.体験したかのごとく歴史から学ぶ賢者

年齢を重ねてくると、この言葉の重みがわかってきます。何事も経験しなければ、実感として心の奥底から理解することはできません。ですから一般的には「経験」を重要視する傾向にあります。

名言が伝えている「賢者」の本当の意味は、経験していないことを経験者と同じレベルで体感できる人のことをさしています。身体に傷を受けたことのない人がその痛みを実感として知ることはできません。言葉でどんなに説明されても知ることはできません。しかし言葉で説明されたことを体験したかのように知ることができる人がいるとしたら、損失で実際に痛い思いをする前に、歴史から損失を減らし利益を増やす究極効果的な方法を体得することができるでしょう。

「一を聞いて十を知る」という言葉がありますが、それに近い感覚です。1つの物事を聞くと、まるで過去にさかのぼって体験して来たかのように、その物事の枝葉にいたるまでに気付がいて掌握してしまう。

相場に向かう時、歴史を学ぶ時、私たちは、そんな頭の柔らかさを持っていたいと、常に意識しておく必要があります。賢者に近づいていけるように。

2.投資と相場の違いとは

株式やFXでは、それを投資と言ったり相場と言ったりします。そしてこの2つの言葉には異なるイメージを持つのが一般的ではないでしょうか。

投資という言葉には、長期的かつ安定的に企業の成長を見越して、または応援していくというイメージがあります。そして相場と言えば、短期的かつ投機的な、つまり企業を応援するというものではなく短期的に利ザヤを稼ごうという行動スタンスをイメージします。

投資をするにせよ、相場を張るにせよ、お金の増減に関する喜びや痛みを伴うものですから、賢く運用していきたいですね。

そこで、相場の格言や投資における豆知識を今後も記事にしていきたいと思います。

3.相場でこの名言が生きる理由

株やFXをやってみると誰でも経験することですが、値の上がり下がりに心は穏やかではいられません。思い通りの結果がでたり、またそれ以上だったり、思いと反対の結果になったり、有頂天になったり悔やんだり、日々感情が揺さぶられることになります。それは、元バレーボール選手の河合俊一さんなど投資をされる芸能人の方の一喜一憂する様子を見ても明らかと思います。

ところが、「歴史から学ぶことのできる賢者」は、あまり一喜一憂しません。そして勝っても負けても感情に左右されずに、まるで心に優秀なシステムが宿ったかのように投資を継続していきます。

 

インターネットがこれだけ普及した現代において、「リスク管理」という言葉はすでに耳新しいものではないでしょう。

投資においては、このリスク管理が、重要になります。リスク管理の土台のもとに利益は積み上がっていきます。そのやり方のヒントが、歴史の中に散りばめられています。そういう意味で、この名言の本当の意味に気付くことは投資をしていくうえでとても大きいと言えます。

 

 

4.自信ある自己流は確信なき正統派に勝る

相場には、決断力と行動力、忍耐力が必要です。検討熟慮を重ねて「こうしよう」と決めたら行動する思い切りも必要です。行動したあと、予想通りにいくとは限りません。予想に反してなかなか人気化しなかったり、企業の業績の伸びが予想より遅いペースだったり、そんな時には、じっと待ち続ける忍耐力も必要になってきます。ところが自分の判断に自信が持てない場合、それが難しくなります。

過信は禁物ですが、ある程度の自信を持っていなければ、日々の値動きに翻弄されて決断ができなくなってしまいます。

パソコンやソフトを駆使して多くの情報や知識、テクニックを活用して見通しを立てても、運用する人がその見立てに確信が持てないまま行動していては成功する確率は低くなります。

一方、たとえ自己流でも考えた見通しに自信があれば、多少外れてもチャンスが来るまでじっくり待ち続けることができます。

相場で成功するためには、待つことがポイントになってきますが、自信がなければなかなか待つことができません。けして自己流を勧めるものではありませんが、情報やテクニック以上に、心が勝敗を分ける世界だということを教えてくれるのがこの格言です。

 

「自信ある自己流は確信なき正統派に勝る」

 

さいごに

投資は、いろいろなことを教えてくれます。お金を投資するのですから、一生懸命勉強もしますし、予測が外れればなおさら必死で勉強を追加します。そういう意味でも知識はいろいろとつきますし、経済知識だけでなく、人の心理行動、社会で今何が流行っているかなど、多くの情報が雪崩を打って頭の中に入ってきます。

それらのことを冷静かつ興味をもって取り組み続けられる人が、何年、何十年と成功し続けていらっしゃいます。予測が外れても冷静ですし、予測が当たって(いわゆる大化けして)も有頂天にならずに黙々と情報集めや勉強をしています。彼らは成功の道をただひたむきに歩くため多くを語りません。だけどその背中が沢山のことを語ってくれます。成功のポイントは沢山ありますが、なかでも相場において重要な成功のキーワードは、「冷静」と「興味」だということを見せていただいているような思いです。