リコピン量比較 トマト,ジュース,ケチャップ エスクレオサイドAとは

「トマト」「トマトジュース」「トマトケチャップ」のリコピン量を比較します。また、トマトにしかない新栄養素、エスクレオサイドAの効果と特徴を取り上げます。

 

リコピンの効果

リコピンと言えば「トマト」と多くの人が答えられるほど有名になりました。リコピンは活性酸素除去作用がβカロテンの2倍以上ある栄養素とあって、トマトを積極的に摂っている方も多いと思います。また、リコピンにはこのほかに、強い抗ガン作用や目の健康維持、コレステロールの抑制、抗酸化作用など、さまざまな効果があると言われています。

 

そんな魅力的栄養素リコピンをより多く含むトマトって、どんなトマトでしょうか。

リコピンを多く含むトマトの見分け方

リコピンは赤色色素です。そのためトマトを選ぶときには、より赤味の強いものを選ぶのがコツです。

とはいっても、トマトって意外と値段が高いですよね。そのため1個単価が安くなる箱買いをする人も多いのではないでしょうか。箱買いをするときには、赤みが深いものを選んでしまうと食べきる前に腐ってしまう場合があります。そんなときには、まだ赤くなりきっていない黄色みがかったトマトが混じっているものを選びます。そして赤く熟したものから食べていくようにすると2週間程度は美味しくいただけます。

 

 

リコピン量比較

リコピン量が同じになる量で比較してみます。

 

トマト 2.5個 = トマトジュース 160㎖ = トマトケチャップ 大さじ4杯

 

リコピンは加熱に強いため、加熱して作られているトマトジュースやケチャップにも多く含まれています。

生のトマトももちろん美味しいですが、加熱した料理もとても美味しく、煮る・焼く・炒める、どうやっても旨味が出るのがトマトですよね。加熱してもリコピンが減らないというのは嬉しい限りです。

 

ところで、上記の比較を見てこう思いませんでしたか?

 

「ケチャップ大さじ4杯でトマト2.5個ぶんってすごい!」

オムライスに使用するケチャップの量を思い浮かべると、ちょっと微笑んでしまいませんか?

 

ただ、ケチャップには塩分が含まれています。なのでそこは気を付けながら、3つを上手く使い分けたいところです。

 

エスクレオサイドAの効果

エスクレオサイドAは、東海大学農学部教授の永井竜児先生と熊本大学の共同研究により最近発見された新栄養素で、トマトにしか含まれていないと言われています。

その効果とはいったいどんなものでしょう。

 

エスクレオサイドAには、動脈硬化の原因となる脂質の代謝を促して脳梗塞や心筋梗塞を予防する働きがあるということがわかったそうです。

 

エスクレオサイドAを摂取するなら生で

リコピンは加熱しても減少しない栄養素ですが、エスクレオサイドAは加熱に弱く、80℃以上の熱で消滅してしまうのが特徴です。

そのため、加熱して作られるトマトジュースやトマトケチャップにはエスクレオサイドAが含まれていません。

 

「えー、そんなあー☆」

 

という声が聞こえてきそうですが、エスクレオサイドAを多く含むトマトの種類はなんと、

 

ミニトマト  です。

 

1日に2~3粒のミニトマトを食べると良いということで、これなら簡単ですね。

 

(出典:林先生の今でしょ講座)