温泉卵と半熟卵の違いと作り方

温泉卵と半熟卵って、別物なんですが、同じものだと思っている人も意外に多いんです。今日はその違いと作り方について。

 

1.温泉卵と半熟卵の違い

温泉卵と半熟卵の違いは、白身の状態の違いによって呼び方が変わります。

白身が固まりきっていないものを温泉卵と言い、白身は固まっているけど黄身が固まっていないものを半熟卵と言います。温泉卵も黄身が固まりきっていませんから、つい同じものだと勘違いしてしまうのでしょうね。

2.白身と黄身は固まる温度が違う

卵って不思議ですよね。同じ1個の物体なのに、白身が固まってないものと黄身が固まっていないものとを簡単に作り分けられてしまうのですもの。見た目も食感も味レパートリーもいろいろなバリエーションがあって、栄養も満点、こんな優秀な食材って他にないんじゃないかしら。

あっ、で、その白身と黄身の固まる温度ですが、

白身は60℃で固まり始め、80℃で固まります。

黄身は65℃~70℃という狭い範囲で固まります。

この固まる温度の違いを利用して温泉卵と半熟卵を作り分けます。その作り分けの仕方がイマイチ分からないという人も多いと思いますので、次にその方法を紹介します。

3.温泉卵の上手な作り方

温泉卵は、白身が固まってない状態に仕上げます。そのため、白身が固まる80℃を超えない温度、そして黄身が固まる70℃という狭い範囲の温度の中で調理します。そのため温泉卵を上手に作るのは難しいんですけれど、それを簡単に上手く作るためには、片栗粉を使うのがコツになります。作り方は、

卵はできれば常温にもどしておきます。鍋に卵がひたひたに浸かる量の水を入れて沸かし火を止めます。片栗粉大さじ1杯強を水で溶いて鍋に入れます。そこに卵を入れてフタをして5分待って出来上がりです。

4.半熟卵の作り方

白身の固まる温度は80℃、黄身は70℃というと、白身が固まったなら黄身も固まっているはずですよね。でも実際には半熟卵というものが存在します。その理由は、黄身が白身に包まれているから。

お湯の熱が黄身に到達するまでにタイムラグが発生するためなんですね。半熟卵はそのタイムラグを利用することで美味しい半熟卵が出来上がります。ですから長くゆでてしまうと完全に固まったものが出来上がっちゃいます。ではその半熟卵をラーメン屋さんのような仕上がりにする方法をご紹介します。

5.ラーメン屋さんの美味しい半熟卵の作り方

ラーメン屋さんの卵って、絶妙に美味しい半熟卵ですよね。その半熟卵の作り方は、

卵を常温に戻しておきます。鍋にお湯を沸かし、卵を鍋に入れます。ゆでている間にバットに氷水を準備します。きっちり7分で卵を氷水にあげて冷やします。

冷やしている間にジップロックに市販の白ダシと醤油を好みの濃さに調整したつけ汁を準備します。ここは人によって濃いめが好きだっだり薄めが好きだったりするので、ご自分の舌に丁度いい塩梅の濃さに調整します。

卵の殻をむいて、つけ汁を入れたジップロックに投入します。冷蔵庫で一晩漬け置きます。

すると翌日には、黄身まで味がしょんだ美味しい半熟卵になっていますよ (^^)v