熱中症対策 水分補給をしていたのになってしまったワケ

日陰の気温が40℃に達した今夏7月の猛暑。救急搬送される人が全国で多数報告され、熱中症で亡くなられる方も日を追って増えている状況にあり、水分補給の大切さが声高に叫ばれています。

確かに水分補給は大切なのですが、現在のような酷暑にあっては単なる水分補給ではダメな場合があります。

汗や体の内側にこもる熱などで足りなくなるのは水分だけではないからです。

 

というのも、一昨年のお盆に3か所のお墓を車ではしごしていた際の話ですが、車中ではエアコンを付けていましたし、ペットボトルのお茶を飲むなど水分補給も怠りなくしていたにもかかわらず、熱中症の症状で意識を無くす寸前までなってしまいました。

 

お茶や水といった水分をたくさん摂っていても熱中症の症状で意識を失うことはあります。夏の猛暑の時期には単なる水分ではなく、スポーツドリンクや経口補水液を飲むのがおすすめです。

ただ、経口補水液をなんともない時に飲んでみると分かりますが、味が塩辛いです。熱中症を起こしかけているときには辛くは感じませんし適する飲み物ですが、予防として飲むのには難点があります。おすすめはアクエリアスやポカリスエットなどのスポーツドリンクです。

 

スポーツドリンクは身体が吸収しやすいように作られているため、汗で抜けてしまった塩分やクエン酸をスピーディーに補うことができ同時に水分補給にもなるスグレモノです。

 

熱中症対策としてもう一つ効果的なのは、手の平を水に浸けて冷やす方法です。

スポーツドリンクで熱中症の予防を図りながら、熱が身体にこもっているなと感じた時には手の平を10℃~15℃程度の水に浸けてゆっくり冷やしましょう。

「脇の下を冷やすといい」ということもよく言われていますが、脇の下には太い血管が通っているため、素早く身体を冷やすのには効果的ですが、脳に近い脇の下が急に冷えることで脳は「身体が冷えた」と誤判断して身体の芯の熱を放出することをストップしてしまう場合があります。そのため、身体の内側にこもった熱をうまく放出するためには、脳から遠い手の平を10℃~15℃の水で緩やかに冷やす方法が効果的です。

 

7月の時点で日陰気温が40℃をつけた今夏。8月の暑さが思いやられます。

小さなお子様をお持ちの方は特に注意が必要です。子供は地面からの熱を大人よりも低い位置で身体に受けます。そのぶん大人よりも身体への負担が大きいということを考えておかなければなりません。