交感神経と副交感神経の身体への影響比較表 快眠にも

体調を崩しやすい、疲れやすいなどの症状がある場合には、自律神経の乱れが影響しているのかも知れません。交感神経と副交感神経のバランスが崩れると自律神経が乱れて健康的な生活に支障をきたすことがあります。このページでは、交換神経が優位になっている時、あるいは副交感神経が優位になっている時に起こる身体の変化を比較表にあらわしました。

また、睡眠に悩みを持つ方の快眠法についても取り上げています。

交感神経と副交感神経による身体の変化

身体の器官 副交感神経 交換神経
心臓 拍動が遅くなる 拍動が速くなる
血圧 低くなる 高くなる
冠動脈 拡がる 縮む
胃腸 活動が進む 活動を抑える
消化管 消化液の分泌が高まる 消化液の分泌を抑える
唾液腺 量が多く薄くなる 量が少なく濃くなる
気管 狭める 広げる
呼吸 抑制する 促進する
瞳孔 小さくなる 大きくなる
涙腺 涙がでる 涙がでない
皮膚 広がる 縮む
汗腺 汗が薄くなる 汗が濃くなる
胆のう 胆汁の分泌を促進する 胆汁の分泌を抑える
膀胱 収縮する(排尿) 拡張(排尿を抑える)
立毛筋 緩む 収縮する(鳥肌)
白血球数 減少する 増加する

 

眠れない人のための快眠横隔膜呼吸法

呼吸法として一般的に4秒吸って8秒吐くと良いと言われますが、これは、呼吸をゆっくりにすることと、吐くほうを長くすることで、副交感神経優位の状態にもっていくことができるためです。またこれによって心臓の拍動もゆるやかになり、リラックスした状態を作り出すことができます。

睡眠の質が良くない方、眠りが浅い方、なかなか寝付けないという方は、副交感神経が優位になる呼吸法を取り入れてみてはいかがでしょうか。やり方はとっても簡単。夜、眠りに入る際に「横隔膜呼吸法」をゆっくりとしたペースでやります。

横隔膜呼吸法とは、腹式呼吸と胸式呼吸を複合した呼吸法です。息を吸う時には、胸とお腹の両方に息を入れる感覚で胸から下腹までを膨らませ、吐く時には両方が凹むように息を吐き切ります。4秒吸ったら8秒吐くというように、吸う時間のだいたい2倍の時間を吐くほうに使うようにします。

そうすると、吐く息と一緒に身体から力が抜けてリラックスしていくのを感じとることができます。何度か繰り返しているうちに、「あれっ、いつの間にか眠っていた…」という状態に。