いびき3つの原因と対策 危険な睡眠時無呼吸症候群を食い止めよう

いびきが悩みに発展してしまうのは、家族の睡眠を妨げているんじゃないかと気がかりになったり、旅行や入院などで家族以外の人の睡眠を阻害するのを何とかしたいと考えてのことではないでしょうか。でもいびきはご自身の健康という意味でもあまりよくないのですよ。

いびきを改善するには、その原因を知ることから始める必要があります。そこで、いびきの原因と対処法について取り上げます。

1.いびきの原因

いびきは、喉から出るゴーッという音。これは、睡眠中に舌が落ちて喉をふさぐような状態になるために息をするときの空気の流れに無理が起こり、その滞りから喉と舌の接触面が振動して「ゴーッ」と音が鳴ります。

筆者は疲れが溜まると夕食後に座ったままウトウトしてしまうことがあります。その際に顔が上を向いた状態になっていると、いびきが出ます。そして自分が発するいびきの音で目が覚めるというちょっと凹んでしまう状況がたまにあります。変な恰好をしてウトウトしているために舌が完全に落ちてしまっているのですね。

2.舌が落ちる3つの原因

舌が落ちる原因は、大きく分けて3つ。

 

1.加齢

舌もれっきとした筋肉です。その筋肉(舌筋)が加齢によって衰えるためにいびきが出ます。

 

2.肥満

身体が太ると舌も太ります。そのため、眠ると肥満によって太った舌が、その重みで喉の奥へ垂れてしまい、いびきが出ます。

 

3.あごが小さい

最近では若者達のあごがシュッとして、見た目がとってもスマートで美しい人が増えましたよね。ところが小さなあごには舌が収まりきれないために、はみ出た舌が喉を圧迫してしまい、いびきが出ます。

 

3.いびきを放っておくことの危険性

1.の「いびきの原因」のところでも説明しましたが、いびきが出るのは舌が喉の奥に落ちて呼吸を阻害しているからです。そのため、睡眠中に無呼吸になってしまう回数も増えてきます。これを放置して重症度が増していくと、朝起きたら亡くなっていたという事態にまで発展しかねません。

 

4.いびき対策

いびきの原因が肥満によるものである場合は、ダイエットを心掛けましょう。あごが小さいためにいびきが出てしまう方は、それが重度であるの場合は医療機関でCPAP療法という対処法を受ける方法があります。CPAP療法とは、睡眠中に鼻から空気を送り続けることでいびきと呼吸阻害を解消しようというものです。重症でない方の対処法は横向きに眠ることですが、眠ってしまうと知らない間にどうしても上を向いてしまいますよね。そこでその対処法として次の2種類をご紹介します。

①眠る時に、右側か左側のどちらか一方に小さなライトを付けておく

一方にライトがあると、まぶしさで自然と反対方向を向きます。

 

②リュックサックを背負って眠る

リュックを背負って眠ると真上を向いて眠ることができませんので、右か左を必ず向いて眠ることになります。

 

高齢者のいびき対策

よく喋る人は長生きの傾向があります。筆者の義母も機関銃のようにしゃべり続ける人で現在90歳を超えていますし、芸能界でもしゃべりが尋常じゃないという意味で義母といい勝負の黒柳徹子さんは本当に元気です。しゃべるという行為は、舌やのどだけでなく肺活量も鍛えられますよね。高齢になってもスムーズな呼吸が保たれているのは、そのしゃべりが寄与しているものと考えられます。また、登山家の三浦雄一郎さんは84歳の現在もステーキを沢山召し上がっていて、ステーキをよく噛むことで舌やあごをよく使っていらっしゃいます。食事をする時にはよく噛んで舌を動かす、よく喋る、カラオケをするなど、舌やあごを使うことが高齢者のいびき対策に効果的です。