ドラッグストアの功罪_プラセンタの秘密

現在のドラッグストアでは本当にいろいろな商品を販売しています。

薬はもちろんのこと、日用品や食品、お酒など。そしてそれが、スーパーより少し安いんですよね。ですから私は2週間に1回の割合で利用しています。

先日、近くのドラッグストアでお買い物した際に、もらったチラシを見て、ふと疑問に思ったことを書き留めます。

 

そのチラシというのは、プラセンタの効果を訴えたものです。その内容は、

【プラセンタとは胎盤のことです】

たんぱく質、糖質、脂質の三大栄養素はもちろんのこと、ビタミン、ミネラル、各種酵素によって構成され退治の成長に不可欠な栄養素がすべてふくまれています。

【プラセンタの効果】

●プラセンタはアミノ酸です。

医療機関で使用されている点滴は殆どがアミノ酸主体でアミノ酸は消化する必要が無く30分後には小腸で吸収され血液の中に溶け込んで病人の体力の回復と生命の維持に役立っています。
プラセンタには胎児の成育に必要な自然のバランスの取れたアミノ酸がタップリ含まれておりその他ビタミン、ミネラル、核酸、ムコ多糖類そして微量有効成分として各種成長因子(グロスファクター)も含んでおります。

●肝臓の守護神はプラセンタ

プラセンタに含まれるバリン、ロイシン、イソロイシン「分岐鎖アミノ酸」、アルギニン、メチオニンの5つのアミノ酸は肝機能を強化する優れたアミノ酸です。
お酒の飲みすぎ、過度の疲労、脂肪過多の食生活が肝臓を弱めます。その様な方に肝臓の守護神プラセンタの服用をおすすめします。

【プラセンタの主な七つの働き】

①疲労回復作用(中高年の取れにくい疲労に)

②滋養強壮作用(最近めっきり弱くなったと感じる人に)

③抵抗力・免疫力増強作用(風邪を引きやすい人、病気の治りにくい人に)

④自律神経調節作用(イライラして熟睡できない人に)

⑤造血および血行促進作用(顔色が悪く、時々めまいがする人に)

⑥解毒作用(近頃二日酔いしやすくなった人に)

⑦自然治癒力増加作用(アレルギー症状でお悩みの人に)

 

とこのようにあります。

しかし、ウイキペディアには、以下のような健康被害が掲載されています。

プラセンタ関連の健康食品・サプリメントで、薬剤性肝炎、薬剤性肺炎、接触皮膚炎や全身性斑状強皮症を起こすなどの健康被害も報告されている。プラセンタエキスを含む健康食品により成人型アトピー性皮膚炎が悪化したケースもある。

 

ドラッグストアーは、ストアーと名はついていますけれど、れっきとした薬局ですよね、薬剤師を置く。

そこで、このようなチラシや商品を見ると、うーん、どうなんだろう、お店にある商品のどこからどこまでが信用できるものなのでしょうか。お薬を買う時にも名の通ったしっかりした商品でなければ怖くて買えない気すらしてきます。

政府は医療費削減のため、医療機関ではなく薬局の薬を活用するように、国民を誘導するための舵を切っています。そのような中で、この現状を放置しておいて大丈夫なのでしょうか???

サプリメントを利用する人の中には、病気を抱えて体調不良をなんとかしたいと、正規のお薬のほかにサプリメントを併用している人も多いのではないでしょうか。そうでないとしても、ドラッグストアにはお薬とサプリメントが近くに並べてあります。薬を買ったついでに見てしまいますよね。そして信じてしまいますよね。

 

 

ウキペディアでは、プラセンタ商品について次のような記述もしています。

健康食品・サプリメントでは、魚の卵巣膜の抽出成分を含む商品を「海洋性プラセンタ」「マリンプラセンタ」と称したり、植物の胎座の抽出成分を混合した商品を「植物性プラセンタ」等と称することもあるが、そもそも哺乳類の胎盤を原料としていないので、全く関係無い別の食品である。

(出典:ウキペディア「プラセンタ」)

 

考察

儲けられれば何をしてもいいのか。「勘違いを生む表現」「ほとんど嘘に近いワードの使い方」、今の世の中このようなことが横行しすぎていて辟易します。

私はどちらかといえば、流行に先乗りしない派です。ですから、こうしたよくわからないものに飛びつくことは、全くないとはいいませんがほとんどないほうです。でも家族の中にも新しいものが好きなタイプがいます。新しいものを手にして喜んでいる笑顔を見ると、それを冷やす発言はしにくいですよね。でも、

 

「本当に良いものであれば、サプリではなく医薬品の認可がとれるはず」

「本当に良いものであれば、安価な値段で買えるほどに普及するはず」

 

という考えのもと、「高価な商品=良い商品」とはどうしても思えません。私のような思考の持ち主はインフレを起こしたい日銀の黒田さんから見れば敵でしょうかね。

ひところ、テレビがアナログからデジタルに変わるということで、全国的かつ大々的にテレビの買い替え需要が起こりました。義母は真っ先にローンで購入しました。30万円近くしたように聞いています。でも私は全世帯の大半が買い換えるのを待ちました。そして義母のテレビと同じ大きさで同じ機能のテレビを5分の1の値段で買いました。そしてその頃、デジタル放送に切り替わりました。

義母は足が悪くて歩けませんので、テレビが楽しみです。ですから、出入りの電気屋さんに「早く買換えないとテレビが見られなくなりますよ」と勧められたようで、気が付いたときにはそのテレビが据わっていました。私が事前に知っていたら当然反対しましたが、たとえ反対したとしても聞きはしなかったでしょう。本人が自分で気づくしかありません。

会社を経営している人であれば、新技術や新商品はいち早く取り入れる必要があります。それが利益や商売に繋がるからです。広まってしまったら「競合が増える」「商品価格が下がる」「需要が落ち着く」の3点セットの足枷がついて儲けられなくなりますので、いち早く取り組み、広まってしまうまでにがっちりマンデーするのが会社だと思いますので。

でも個人がそれをやると家計は火の車でしょう。新しい技術には不具合もおきがちです。そして新しい技術は日進月歩で熟成され磨かれます。新技術にいち早く取り組み熟成が終わるまでに儲け切るのが企業なら、熟成されるタイミングを待って賢く購入するのが個人ではないでしょうか。

今トヨタや日産などの自動車メーカーは、省エネと安全性能への意識の高まりを利益につなげようと、新技術の開発にいそしんでいます。技術が熟成する前の今が儲けるチャンスですから、他社に先んじて新しいものを売り出そうと競争です。手を出しません熟成するまでは・・。

今現在、我が家の車は15年乗っています。日産のキューブです。ホント、いい車でした。新車で購入し、ほとんと故障がなく快適に15年間乗りました。一つだけ、不満があるとすれば、燃費が良くなかったことでしょうか。うん、でも感謝です。荷台に車椅子を乗せるのも乗せやすいですし、何より、足の悪い義母が「この車が乗りやすい」と言い続けて15年が経ちました。

暮れに不具合があって、今年、買い換えようと思っています。たぶん中古かな。