100歳でも歩いていたい…靴の裏で分かる転倒骨折リスクランキング

義母は60そこそこで大腿骨を骨折し、一人では外出できなくなりました。

そんなことから、健康に関する豆知識は、元気に暮らしてきた人よりは詳しくなったような気がします。特に骨と足に関しては、テレビで放送しているとついつい見入ってしまいます。

一昨日放送の「林先生の今でしょ講座」では、靴の裏という、とても面白いところに着目した情報がありました。将来の骨折リスクを見抜き今のうちに改善しておけば、100歳を超えても歩いていられるということで、大変興味深い内容でした。

1.つまづきやすい原因はアキレス腱

人が亡くなったときには、死因を「骨折で亡くなった」とは言いません。ですから意外に知らない人が多いのですが、高齢者の多くが、骨折を機に急激に身体が衰えて施設に入居したり、亡くなったりしています。

義母はまだ若い時、60歳を超えたころに大腿骨を骨折して不自由になりました。介護を始めた当初はというか今でもそうなんですけど、思いもよらぬつらさ(体力的なつらさと、悪くなることはあっても良くなることのない状況への不安と、いつまで続くのかわからない心細さと、義母のストレスも一緒に引き受けることの大変さ)に、「これ以上骨折されたらたまらない」という思いが募って、我ながらこんなにまで気を付けなければいけないのかと思うほど、義母の健康を維持するうえであらゆることに注意を払ってきました。

これがもし、60代ではなく80代90代で骨折していたら、他の方々と同じ経緯をたどっていたかも知れません。義母は気力も体力もまだ充分な年齢で骨折しましたので、不自由な身体を受け容れたりおとろえないような対処をしながら、なんとかやってこれたのだと思っています。

世間では、少子化と長寿で国全体が高齢化していることが頻繁に話題に上っています。このあたりの住民も、多分に漏れず若い人が増えることはなく、全員で一緒に年齢を重ねているような状態です。義母と同じような年齢のご近所さんがたくさんいます。そして近頃、立て続けに施設に入ったり、親戚内でも骨折から1年で亡くなったりと、高齢になっての骨折が大変なものであることを目の当たりにしています。

 

少しの段差につまづきやすくなった、平らな道でよくつっかかるようになった、そんな時には、要注意です。

 

つまづきやすくなる原因は、アキレス腱の硬さにあります。いつまでも自分の足で歩き、行きたいところへ行き、元気に過ごせる日が続きますように、今日このページを訪れてくださったご縁が将来の不運回避に繋がりますよう、ここで日頃の歩き方のクセをチェックしておかれることを願うばかりです。

2.つまづきにくい身体づくりの方法

つまづきにくい足腰をつくるには、日頃の歩き方にちょっとしたコツがあることがわかりました。

①大股で歩く

②腕をよく振って歩く

③上り坂を歩く

いつまでも足腰の元気なお年寄りって、日頃からこんな歩き方をしているのですね。

3.靴の裏のすり減り方は大きく分けて4タイプ

林先生の今でしょ講座で取り上げられた靴の裏のすり減り方は次の4つです。靴の裏を見てみると4つのうちのどれかに当てはまると思いますよ。私は④でした。夫の靴の裏をチェックしてみると②でした。義父は夫以上のガニ股でしたので間違いなく②だったでしょう。

4つのうちのどれかが正しい歩き方です。あとの3つは、歩き方が間違っていて、骨折やひざ痛などの原因になりやすいそうです。

4.ワースト1は内側(股側)が減るタイプ

一番よくない歩き方をしているのは、③の内側が減っているタイプです。

ここがすり減る人は、足首とひざに負担をかけながら歩いています。

この歩き方を改善してベストな状態に近づけるためには、次のような歩き方を心掛けます。

●足を一歩踏み出してかかとから地面に着きます。そして一歩前に出る時に、足の親指と人差し指で地面を蹴るように歩きます。「足の指を使う」のがポイントです。

5.ワースト2は外側が減るタイプ

次に心配なタイプは②の外側がすり減るタイプです。

このタイプの人は、ガニ股で歩くのが習慣になっています。そのためひざがゆがんできて膝痛に悩まされるようになります。義父もそのとおりで、膝が痛いといって晩年はほとんど歩かなくなってしまいました。夫が最近、立ち上がる時に「いてて」と言っているので、ちょっと心配しているところです。

●このタイプになってしまう原因は、太ももの力が弱いことだそうです。ですから太ももの筋力を鍛えるのが効果的です。

6.ワースト3はかかとと土踏まずの上側が減るタイプ

ワースト3は④のタイプです。私はこれでした。実は私はこれがベスト1だと思っていました。綺麗な歩き方をしていると自信を持っていましたので、凹みます。

ではこのタイプの何がよくないのでしょうか。

こんなふうにすり減る人は、アキレス腱が硬いそうです。

うっ☆確かにその自覚があります。私はこれを「硬い」のではなく「太くて頑丈」なのだと思っていました。

7.100歳超えても歩けるタイプは、かかととつま先が減るタイプ

正しい歩き方をしているのは①のタイプでした。

今までにこのタイプは見たことがありません。どのくらいの割合でいらっしゃるのでしょうか?これはいつかまた追加情報として放送してほしい疑問です。

 

大事なことを忘れるところでした。④のタイプの場合、アキレス腱が硬いことが原因でした。これを改善するためには、アキレス腱のストレッチをするとよく、そのやり方を書いておきます。

●足を片方前に出し、後ろ足のかかとは地面につけたまま、後ろ足のひざも伸ばしたまま、前足の膝を曲げ、後ろ足のアキレス腱を伸ばします。これを左右ともやります。やってみたところ、ふくらはぎを柔らかくする感覚でやるとうまくいくようです。